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うなぎの蒲焼きの美味しい理由とは?

うなぎの蒲焼きが食べたい!!

夏の暑い時期に食べたいものNo. 1と言ったら「うなぎの蒲焼き!」と答える方が多いのではないでしょうか。うなぎの美味しい理由としては①身が柔らかいこと ②パリッと皮まで美味しい ③継ぎ足し継ぎ足しの伝統のタレ この3つがうなぎの蒲焼きが食べたくなる理由ではないでしょうか。手間暇かけて作られているうなぎの蒲焼き。何故、ここまで美味しいのかを検証していきます。

身がふわふわで柔らかいこと

スーパーで並んでいるうなぎは見かけは凄く美味しそうでも、家に帰って食べてみると「ん?!硬い」なんて事も多いですよね。せっかく買ったうなぎの身が硬いのは残念で仕方がありません。身だけでなく、皮まで硬い!!なんて事も。最終的に噛みきれず、ゴムを食べているのではないか。。。なんて思う事もあります。 やはりうなぎの蒲焼きと言ったら身がふわふわでとても柔らかいのがいいですね。

ではなぜ、うなぎの蒲焼きは身が柔らかいのでしょう。まずはうなぎが国産のうなぎである事。 国産のうなぎというのは、日本で養殖されていることです。形は全体的に細くて、臭みが少ないです。

中国産のうなぎは中国で養殖されているうなぎで、ヨーロッパうなぎとよばれます。太くて短く、脂分が多いので、臭みが出やすいのが特徴です。 台湾産のうなぎは日本のうなぎと同じアンギラ、ジャポニカ種を使用しており、日本からの輸入も台湾産が80%程あります。人件費が安く抑えられるので安価で売買されます。味も美味しいモノが多いです。 品種もありますが、お店でうなぎを焼くときはうなぎも厳選し、炭火でじっくり焼きます。職人さんが長年に渡って継承し続けるこの焼き方で余分な油を落とし、ふっくら、ふわふわな蒲焼きの身になります。

パリッと皮まで美味しい

蒲焼きが美味しいのは身だけではありません。皮がパリッとして香ばしいのです。これも蒲焼きの美味しい理由の一つ。この炭火で焼く時の炭も備長炭など各お店でこだわって使っています。しっかり皮をパリパリに焼くために何度もタレにつけ、炙る程度に焼きます。このさじ加減も店舗の店主の技。身がふっくら、皮がパリパリでとても美味しくなります。

秘伝のタレ

そして蒲焼きの味を決めるのは、継ぎ足し継ぎ足し使われている秘伝のタレです。この秘伝のタレを使って蒲焼きを焼くことによって味の良し悪しが決まってきます。 さらにこの秘伝のタレはうなぎ屋さんにとっても「命より大切」と言われるくらい、うなぎの蒲焼きを語るのになくてはならないものです。 この秘伝のタレは材料の割合にあります。季節や天気などで材料の割合を少しずつ変え作っています。 タレは「お店の顔」でもあります。

うなぎの蒲焼きがうまい

上記の3つがあってこその蒲焼き。だから美味しいんですね。継ぎ足しして出来た秘伝のタレに、2回、3回とくぐらせながら備長炭で熟練の技を駆使して焼いたうなぎは、中はふっくら、外の皮がカリカリ。香ばしくも脂ののった極上のうなぎの蒲焼きになります。

まとめ

うなぎの蒲焼きはタレだけがうまくても、うなぎだけがよくてもおいしくはなりません。ましてや、うなぎがよくても、タレがよくても熟練の職人さんの腕があってこそのうなぎの蒲焼きなんですね。そしてうなぎの蒲焼きを更に引き立てているのが「お米」。このお米も実は各地域のお米を使っておりこだわっています。うなぎは高い!というイメージもありますが、これだけこだわって作られています。

 

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