うなぎ通販 岐阜鰻たむろ極 https://gifu-unagi.jp うなぎ通販でおすすめな岐阜鰻たむろ極。モンドセレクション最高金賞を連続受賞し、うなぎ通販では常にランキングで上位な炭火焼うなぎ。行列ができる店うなぎ屋たむろでは連日、数時間待ちの行列で賑わっている。 Thu, 09 Apr 2020 23:54:42 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.4.13 うなぎのタレは何故腐らないのか https://gifu-unagi.jp/tare-3/ https://gifu-unagi.jp/tare-3/#respond Thu, 09 Apr 2020 23:54:19 +0000 http://gifu-unagi.jp/?p=1656  何故老舗のうなぎのタレは腐らないのか?

今回はなぜうなぎのタレは腐らないのか?についてご説明します。

うなぎの蒲焼には欠かせない香ばしくて甘いタレですが、老舗のうなぎやさんではそのお店独自の秘伝のタレを使用しています。このタレは創業当初から継ぎ足し継ぎ足しで何年も使用していますが、衛生的には大丈夫なのでしょうか。

低温殺菌されている

うなぎの蒲焼は、いったん焼いた熱々のうなぎにタレを浸し、もう一度焼いています。

この熱々のうなぎをタレにつけることで、タレは低温殺菌され菌の繁殖を防ぐことができるのです。

低温殺菌というのは「60℃から70℃程度で殺菌すること」です。定期的にタレを加熱して殺菌するという方法もありますが、これだとタレが煮詰まってしまい味が濃くなったりするため味が変化してしまいます

老舗店になればなるほど、お客さんが多いため1日に蒲焼を焼く頻度が高くなります。回数が多いほどこの低温殺菌の状態を持続させることができますし、うなぎをくぐらせるという作業はタレの中を攪拌させる効果もあります。

タレを攪拌させまんべんなく低温殺菌することによって、熟成された味を作りつつ腐敗をさせないようにしているのです。

塩分と糖分が濃い

蒲焼の甘辛いタレの中にはしっかりと塩分と糖分が入っています。

塩分や糖分は成分中に多く含まれると、細菌が活動するために必要となる水分が奪われるため、腐敗しにくくなると言われています。
保存食に塩や砂糖がたくさん使われているのも、菌の繁殖を防ぐためです。
野菜に塩を加えたお漬物、果物に砂糖を加えたジャムなども、塩分や糖分を効果的に使って保存性を高めた食品です。

塩分や糖分の細菌が繁殖しづらくなる目安というのは「塩分が10%以上、糖分が65%以上」だと言われています。
しかしうなぎのタレは「塩分が約8%、糖分が約25%程度」です。
繁殖を抑える程度の塩分と糖分はありますが、そのまま放置していると数日で腐ってしまいます。

そこでさきほどの低温殺菌をすることによって菌が繁殖しづらい環境を保っているのです。

継ぎ足すことで中身は入れ替わる

うなぎのたれはお店独自の配合のタレを継ぎ足し継ぎ足して何年も使用しています。

よく創業当時のタレを使用していますという老舗のお店がありますが、老舗のお店ほど1日に焼くうなぎが多く使用するタレも多いため、タレの入れ替わりも必然的に行われています。
100年以上使用しているとは言われているものの、継ぎ足しのタレは時間が経つと最初のタレはほとんど残っていないのです。
ですので、実際に古いタレが残っているというものではなく、長年継ぎ足されてきたうなぎのうまみや風味が残っている状態と言えます。

またタレを継ぎ足す際にも衛生面で注意を払っており、タレを入れる容器は都度消毒をしていたりして細心の注意を払いながら使い続けています。ただ継ぎ足しているだけではなく、お店側でしっかりとしたタレの管理も行っているのです。

ほとんど入れ替わってしまうのであれば、最初から新しいタレを使ってもいいのではないかと思いますが、この継ぎ足し継ぎ足しで使われているタレにはいくつかの意味があります。

継ぎ足して使うことによって今も昔も変わらない同じ味を提供でき、うなぎを漬け込むことでうなぎのうまみがタレの中にもでてくるため、うまみが濃縮され美味しいタレになるのです。

 まとめ

継ぎ足しのタレが腐らないのには理由があります。100年以上使われ続けているタレと聞くと衛生面で不安にはなってしまいますが、100年も前のタレはほぼ残っていません。また熱々のうなぎを浸すことにより低温殺菌もできています。
創業以来タレを継ぎ足して使っているというお店は、タレの管理も十分にできていて、安心して通えるお店だということが言えるのではないでしょうか。
美味しいうなぎを食べたくなったら、ぜひ継ぎ足しのタレを使ったお店を探して行ってみてください。

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うなぎのオススメの温め方とは https://gifu-unagi.jp/atatamekata/ https://gifu-unagi.jp/atatamekata/#respond Wed, 08 Apr 2020 04:58:43 +0000 http://gifu-unagi.jp/?p=1650  うなぎの温め方はコレがおすすめ!

今回はスーパーや冷凍のうなぎを温めるときのオススメの温め方についてご紹介します。

簡単に温める方法としては電子レンジが簡単でお手軽ですが、ひと手間加えるとお店で食べるようなうなぎに近づけることができます。せっかく食べるのであれば美味しくいただきたいですね。

緑茶で煮る

スーパーで購入したうなぎの皮が硬かった・・・とがっかりしたことはないでしょうか。うなぎはそのまま温めると固くなってしまう場合があります。

お店で食べるようなあのふっくらとした柔らかいうなぎにするためには、どのように温めたらいいのでしょうか。

うなぎはコラーゲンが含まれているので柔らかくなるのです。しかし、時間が経つとともにコラーゲンは固くなってしまいます。そのコラーゲンを柔らかくするには何が必要かというと、カテキンやタンニンです。

そのカテキンやタンニンが多く含まれているのが緑茶です。
緑茶で煮ることでうなぎを柔らかくすることができるのです。

まずはうなぎを水で洗い、表面についたタレを流します。キッチンペーパーで軽く水気を拭き取りましょう。

フライパンにうなぎと緑茶を入れて、火にかけます。
緑茶の量はうなぎがひたひたになる程度で大丈夫です。あとは沸騰させて、緑茶がなくなるまで煮詰めれば完成です。

緑茶で煮たらうなぎが渋くなってしまうのでは?と心配になりますが、タンニンは、うなぎに含まれているたんぱく質と結合することで渋みが弱まります。川魚ならではのくさみもありません。

ここで注意していただきたいのが、できればペットボトルの緑茶を使うということです。
ペットボトルの緑茶であれば成分が安定しており、タンニンが低いため渋みが残りにくいですが、茶葉からいれたお茶は渋みが残りやすいためです。

ぜひペットボトルの緑茶を使用して、うなぎを温めてみてください。安いうなぎの蒲焼が、箸がスッと入るほど柔らかくなりますよ。

電子レンジで温める場合

うなぎを温める際にオススメなのが、緑茶で煮るという方法ですが、もっとお手軽に温めたいという方は電子レンジでも温めは可能です。
しかし、電子レンジはうなぎの中に含まれている水分まで飛ばしてしまい、パサパサとしたうなぎとなってしまいます。

これを防ぐためにも、電子レンジで温める際には、うなぎに水やお酒をふりかけてラップをして温めるといいでしょう。

タレの作り方

ご自分で温める際に、タレが足らなくなってしまったという経験はありませんか。蒲焼のタレはご自宅で簡単に作ることができます。

材料は
・濃口醤油 120cc
・酒 135cc
・みりん  100cc
・砂糖  75g
です。

1.鍋にみりん、酒、砂糖の順番で入れて沸騰させアルコール分を飛ばします。
2.沸騰したら、醤油を入れて弱火で煮詰めていきます。この煮詰める時間を長くとることで濃厚な味わいに仕上がります。(焦げやすくなるので火加減には注意してください。)
3.自然に冷ましたら完成です。

お好みの甘さ、辛さがあると思いますのでお好みで調節をしましょう。
またうなぎの蒲焼についているうなぎの頭を一緒に入れて煮込むことでうなぎのエキスがタレにうつってコクが出ます。

 まとめ

うなぎを温める際に、緑茶を使って煮るという方法をご紹介しました。緑茶で煮ることに抵抗があるかもしれませんが、一度騙されたと思って挑戦してみてほしいオススメの温め方法です。柔らかさはもちろんのこと、うなぎ特有の臭みも軽減するため、今まで食べていたスーパーのうなぎよりもさらにおいしくなるはずです。

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美味しいうなぎを見分けるには https://gifu-unagi.jp/miwakekata/ https://gifu-unagi.jp/miwakekata/#respond Tue, 07 Apr 2020 06:24:38 +0000 http://gifu-unagi.jp/?p=1647  おいしいうなぎの特徴

今回はスーパーで購入する際に「うなぎのおいしい見分け方」についてご紹介したいと思います。

最近は土用の牛の日だけでなく、それ以外の時期でも購入することができるようになりました。せっかく購入するのであれば、おいしいうなぎを食べたいですね。

おいしいうなぎとは

うなぎは老舗のお店で食べるのが一番美味しいく食べることができます。職人さんが炭火で焼くうなぎは本当に美味しいものですね。

しかし、なかなか外出できなかったり、市販のうなぎほど安くはなかったりして年に何回もお店に食べに行くということは難しいのではないでしょうか。

そんな時にはスーパーなどのうなぎを購入して食べるのもいいですね。お店に並んでいるうなぎはほとんどが蒲焼として調理済みですので温めるだけで食べることができます。

うなぎはほとんどが養殖で、品質はある程度一定に保たれているはずですが、中には皮が硬かったりしてがっかりしてしまったという経験はありませんか?

せっかく購入するのであれば、おいしいうなぎを選んで食べたいですね。

うなぎの見分け方

おいしいうなぎとは、皮が柔らかく身はふっくら柔らかく、臭みがなくて小骨が細かいものがよいとされています。

スーパーで並んでいるうなぎはどれも同じに見えますが、実は皮が柔らかいうなぎにはある特徴があります。

それはお腹周辺の薄い肉の部分が、上を向いて巻いている状態のうなぎです。全体は幅広で、表面にはざらざら感があります。

逆に硬いうなぎの特徴としては、お腹のあたりの薄い肉の部分が下向きに巻いています。全体は細長く盛り上がって見えるというのが特徴です。
皮が柔らかいうなぎとは反対にざらざら感がなく、つるんとしていて身が盛り上がっているのは皮が硬いという傾向があります。

表面が綺麗で形が整って見えるので、つい皮が硬い方を選んでしまう人もいますが、きちんと見分けることで美味しいうなぎを選んで食べることができます。

ぜひ購入の際には、じっくりと見て、お腹の部分が上を向いて巻いているうなぎを選んでみてください。

うなぎの温め方

せっかく皮の柔らかいうなぎを購入しても、温め方ひとつでパサっとしたうなぎになってしまいます。

一番お手軽な温め方法は電子レンジです。しかし、電子レンジはうなぎの中に含まれている水分まで飛ばしてしまい、パサパサとしたうなぎとなってしまいます。この状態を防ぐためには、こまめに状態を確認し、温めすぎないようにすることが必要です。

また電子レンジで温める際に、うなぎに水やお酒をふりかけてラップをして温めるといいでしょう。

電子レンジの他に、トースターや魚焼きグリルで温めることもできます。
トースターやグリルで温める場合には、うなぎをカットして、トレイにのせ、電子レンジと同じように、水やお酒を少しふりかけます。

アルミホイルを一度丸めてから広げ、皮目を上にして温めます。(アルミホイルは一度丸めて広げることで凹凸ができるため、うなぎがひっつくことを防止します。)
焦げ目が少しつく程度で一度うなぎをひっくり返し、身を上にして温めます。

このように温めることで、ふわっとカリッとしたうなぎが出来上がります。

 まとめ

うなぎは老舗のお店だけではなく、スーパーで手軽に一年を通して購入できるようになりましたが、皮が硬い、臭みがあるなどのうなぎもあるようです。せっかくであれば、皮がやわらかくふっくらしたうなぎが食べたいですね。

もし購入するのであれば、お腹周辺の薄い肉が上を向いて巻いていて、幅広なうなぎを選ぶようにしてみてください。また表面がざらざらしていているものがよく焼けているうなぎです。
一見同じように見えるうなぎでもよく見ると違いがあるため、これから購入する機会があれば、よく見ておいしいうなぎを選んでみてください。

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うなぎがおいしい理由とは https://gifu-unagi.jp/unagi/ https://gifu-unagi.jp/unagi/#respond Tue, 07 Apr 2020 06:16:47 +0000 http://gifu-unagi.jp/?p=1639  なぜうなぎは美味しいのか

うなぎはなぜこんなにも美味しいのでしょうか。今回はその理由についてご紹介したいと思います。

うなぎが美味しい理由、それは様々ですが、炭火焼きがひとつのポイントとなっています。

炭火で焼いたうなぎは美味しい

うなぎの食べ方として代表的なのは蒲焼きですね。蒲焼とは身を開いて中骨を取り、串を打って素焼きをして、たれをつけて焼きます。この際に適しているのが「炭火焼き」です。

木を蒸し焼きにしたものが炭で、主成分は炭素です。
この炭素が空気中の酸素と結びつくことで燃え、300℃以上もの高温となります。
炭火の最大の特徴は、ガスの火よりも4倍以上の赤外線を放射することです。この多くが遠赤外線と言われています。

通常ガスの火による熱は風や空気の影響を受けますが、遠赤外線は光なので風や空気に流れることはありません。

なぜ炭火焼きをするのか

よくスーパーなどの売り場で売られているうなぎには、炭火焼きと表示された商品があふれています。しかしその大半がガス焼きラインの一部に炭を敷き詰めて、炭とガス併用焼きだと言われています。

メインはガスで、炭は香り付け程度にしかなっていません。

ではなぜ炭火焼きで焼いた方がいいのでしょうか。それは当然美味しく焼き上がるからです。
炭火で焼くと表面はサクッと中はふっくら仕上がります。

魚や肉のたんぱく質は90℃以上になると固く締まり、肉汁が絞り出され失われてしまいます。たんぱく質の加熱温度は85℃程度で充分なのです。しかし低音で焼くと焼き時間が長くかかり、その間にうまみ成分は逃げ出してしまいます。

しかし炭火で調理すると炭火は遠赤外線が直接届く為、短時間で高温となり効率よく加熱ができます。遠赤外線の効果で、表面のたんぱく質を高温で焼き固めるためうまみ成分は中に閉じ込めることができます。
さらに、その熱がほどよく中に伝わるので、外側はパリッと焼き目がついて香ばしく、中はふんわりと焼き上がり、うまみもキープされるのです。

金串を打ってから焼く

炭火で焼くことで外はパリっと、中はふんわりと焼きあがります。しかしただ炭火で焼くだけでは、あのうなぎのふっくらとした食感は出すことはできません。

うなぎのしっかりとしたふっくら感を出すために必要なのは、うなぎの身に「金串を打ってから焼く」ことです。

網を使って焼く方法ではおいしく焼けないのです。
なぜ網焼きではおいしく焼けないのでしょうか。

うなぎを直接網で焼くと、うなぎ自身の重みで身が潰れてしまったり、網に置くことで熱がうまく伝わらなくなるためです。
網の接触面が増えるということは、フライパンで焼いたのと同じような仕上がりになってしまいます。また網の形がついてしまうこともあるのです。

逆に金串を打って炭火で焼くと、身が金串からぶら下がるような状態となります。
炭火とうなぎの間に網がないことで、障害物がないため100%熱が伝わりますし、金串を打つことで炭火の熱が効率よく伝わり、身を通る金串が熱されることで内側から熱を伝えていくこともできるのです。

金串を使って焼くことはふっくら感を出すにはとても大切な作業です。

また焼いた時に出る汁が炭に当たると煙が上がります。その煙がうなぎをいぶすため風味も加わり、あのおいしいうなぎの蒲焼となるのです。

 まとめ

うなぎがなぜおいしくなるのか、それは炭火で焼くこと、またうなぎに金串を打って焼くことがとても大切なポイントです。
そうすることでうまみ成分が中に閉じ込められるため、ぱりっとした香ばしいあのうなぎとなります。
また金串を打つことで炭火の熱を直接うなぎに伝えることができますし、焼く際にでる煙がいぶす効果もあるため風味が加わっておいしいうなぎとなります。
スーパーで買ったうなぎも美味しいですが、ぜひ自分のお気に入りのお店のおいしいうなぎを食べてみてください。

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うなぎは実は一種類ではない https://gifu-unagi.jp/syurui/ https://gifu-unagi.jp/syurui/#respond Mon, 16 Mar 2020 07:12:37 +0000 http://gifu-unagi.jp/?p=1634  うなぎは何種類もあるの?

今回は、うなぎの蒲焼として使われるうなぎ種類についてご紹介したいと思います。

うなぎの種類は全部同じ品種だと思われている方は多いのではないでしょうか。実はうなぎにはいくつかの種類があり、それぞれ味にも特徴があります。

うなぎの種類について

世界には18種類の生息するうなぎがいます。そのなかでもみなさんに食べられているうなぎは四種類です。

・ニホンウナギ(アンギラ ジャポニカ種)
・ヨーロッパウナギ(アンギラ アンギラ種)
・アメリカウナギ(アンギラ ロストラータ種)
・オオウナギ(アンギラ マルモラータ種)

この中でも多く食べられているのはニホンウナギです。
ニホンウナギは日本各地に生息するうなぎで、主に河川や海に生息しており、体長は大きいもので1.3m以上のものが存在します。天然うなぎも多く、スマートな体つきが特徴です。
ニホンウナギが卵を産む場所は、日本から2000km以上も離れた太平洋のマリアナ海峡と言われています。
そこから日本へと泳いできた稚魚が川を遡上し、その稚魚を捕獲して日本各地で養殖しているのです。つまり、養殖うなぎといっても、日本で卵からふ化させる完全な養殖技術はいまだなく、半分天然・半分養殖という状態なのです。

ヨーロッパウナギは大きくても1m未満です。
あまり大型のものは存在せず、大きくても1m未満であるのが特徴です。
市場に出回るものは60cm前後が多く、河川から河口に渡り、そしてサルガッソー海の付近で産卵をしていると言われています。
ニホンウナギに比べても太くて短く、脂が乗っているのがヨーロッパウナギです。
近年、乱獲により、生息数が激減しています。

アメリカウナギの生息地はおもに北米の東海岸です。凶暴的な生態で、比較的大型であることも特徴です。
日本ではあまり出回ってはいませんが、おもにフィリピンなどでは多く食材として流通しています。

オオウナギは、体長が2m以上ものが存在し、とても大きいのが特徴です。
暖流に主に生息し、天然記念物としても登録されており、国が管理し、育てられています。地域によってはニホンウナギよりも多く存在しています。

どの種類のうなぎがいいのか

今出回っているうなぎは天然のうなぎではなく、養殖ものがほとんどです。その中でも、産地によってうなぎの種類が違います。おもに国産と中国産と台湾産です。

国産と記載のあるうなぎはニホンウナギで、全体的に細めで臭みや脂が少なく、身はやや締まっています。

反対に中国産はヨーロッパウナギで、太くて短く、脂が多い為臭みも出やすいうなぎです。人件費が安いなどの理由から安く手に入ります。

台湾産は国産と同じ、ニホンウナギです。うなぎの種類は日本と同じですが、こちらも人件費が安く済むなどの理由から、同じニホンウナギでも国産よりも安く手に入ります。

中国産のうなぎは安全か

中国産といえば品質は大丈夫なのかということが少し心配にはなってしまいますね。

実際、今まで様々な問題がありました。

しかし、そのような問題があったため、うなぎに限らず日本に輸出される食品は、残留農薬などを検査して輸出されています。

空港などにある検疫所で検査して、ここでも基準値を上回る農薬などが検出された場合には、破棄されたり返品されたりします。さらに地方自治体の保健所も監査をしています。定期的にスーパーなどで売られている海外産のうなぎを抜き打ちで検査しています。

これらの厳しい三つの目があるため中国から入ってくる食品が安全かどうか、管理されているのです。
厳しい品質管理が行われているので安全性は問題なく、良いものだけを仕入れてくるので味も申し分ないとのことです。

 まとめ

うなぎの価格は高騰してきています。老舗のうなぎ屋で家族全員お腹いっぱいに食べようとするとあまり頻繁には行くことができないかもしれません。それでも美味しい国産うなぎを食べたいという場合には、お取り寄せはいかがでしょうか。
ご自宅で気軽に美味しいうなぎを食べることができます。また食べたい日まで冷凍保存もできるため、食べたい時に食べたい分だけ食べることができます。

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関西風と関東風うなぎの違いとは https://gifu-unagi.jp/tigai-2/ https://gifu-unagi.jp/tigai-2/#respond Mon, 16 Mar 2020 02:45:07 +0000 http://gifu-unagi.jp/?p=1629  関西風と関東風は何が違うのか

今回はうなぎの蒲焼の関西風と関東風の違いについてご紹介します。

うなぎの蒲焼には関西風と関東風があります。どちらもそれぞれに違った美味しさがありますが、みなさんはどちらがお好みですか?

関西風と関東風の大きな違い

うなぎの関西風と関東風、それぞれに味わいも食感も大きく違います。
主に「うなぎのさばき方」「うなぎの焼き方」「うなぎのタレ」などに特徴があります。

お店によって様々ですが、関東風はあっさりしたものからこってりしたものまで幅広く、関西風はこってりしたボリューム感でガッツリいきたいときにおすすめです。

関西風のうなぎとは

関西風の場合には、さばく際には小ぶりなうなぎを使用します。うなぎを腹から開き、内臓を取り出します。
そして頭をつけたまま金串を刺して焼き上げ、最後に頭を落とします。

このルーツとして伝えられているのは、昔から商人の町として栄えてきた大阪で、「腹を割ってお互い話しをしよう」という意味合いでうなぎのさばき方に反映されたようです。

関西ではうなぎを焼く時間が長いため、金串を使用しています。

関東風との違いは蒸さないことです。
これはもともと江戸のうなぎは独特の臭みがあったため、臭みを消すために蒸す必要があったからという説があり、反対に関西のうなぎは臭みがない分、そのまま焼いてもおいしく食べられたようです。

串の入れ方は、背びれ、尾びれ、頭をつけたまま文字通り「串刺し」にします。

長く焼くことで、パリッとした食感が楽しめる仕上がりになるのが関西風です。

関東風のように蒸さない分、脂分が多いため、垂れにくいトロミのあるタレを使用し、脂の味に負けない濃い味つけになっています。

関東風のうなぎとは

関東風のうなぎは、江戸前ともいいます。
比較的甘くないあっさり風味のタレを使用しクセの無い仕上がりなのが関東風です。

背開きが基本で、昔の関東は武士精神が根付いた文化で、腹開きは切腹を意味するものとして好まれなかったため、背開きとなったという説があります。背開きでさばくと身崩れがしにくく、お腹の部分の脂をじっくりと焼き落とすことができます。
背開きにして、背骨、内臓、頭を取り、一度白焼きにしてから蒸してタレをつけて焼き上げます。

関東風は焼き時間が短いため、竹串でも燃えることがないことから串打ちに竹串を使用します。串の入れ方は、身と皮の間を縫うように刺します。

関東風では、焼き時間が短く「蒸す」という仕上げ方をします。

蒸すことで、脂がしっかりと落ち、皮が箸で裂けるほど柔らかくなります。
トロっとした食感は蒸すことで楽しめるのです。また蒸す事で固くなりやすいうなぎを柔らかくしたり、淡泊に仕上げるなどの効果があります。

白焼きをして箱に入れて蒸らしておき、お客さんが来たら余熱で柔らかくなったうなぎをタレ焼きにして出すというスタイルで、調理の時間も短縮出来るようにしたのではないかと言われています。

現在は蒸し器や圧力鍋で蒸しているものの、それが関東風として受け継がれています。

関東風のうなぎの蒲焼の美味しさの秘密は蒸す事で柔らかくふっくらと仕上がっている事と、余分な脂分が落ちているのでそれに合うようにタレも関西風と比べて比較的甘くないあっさり風味のタレを使用し、クセの無い仕上がりになっている事です。

 まとめ

うなぎの蒲焼の関東風と関西風の違いをご説明しました。
大きな違いを説明すると、関東風は背開き、白焼き、蒸す、竹串を使う、頭を落としてから焼くことに対し、関西風は腹開き、蒸さない、金串を使う、頭をつけたまま焼き最後に落とすなどそれぞれに特徴があります。

関西風では「パリふわ」が、関東風では「トロふわ」がそれぞれ楽しめます。
ぜひ、自らの好みに沿った焼き方のうなぎを召し上がってください!

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ギフトとしても喜ばれる、うなぎの魅力とは https://gifu-unagi.jp/gift/ https://gifu-unagi.jp/gift/#respond Thu, 12 Mar 2020 01:23:46 +0000 http://gifu-unagi.jp/?p=1621  うなぎギフトは喜んでもらえる

今回はうなぎをギフトとして送ると喜んでもらえる理由についてご紹介したいと思います。

大切な方への贈り物や、年始のご挨拶などにぴったりなうなぎギフトですが、なぜもらえるとうれしいのでしょうか。うなぎギフトは喜んでもらえる大きな魅力があるのです。

うなぎは栄養価が高い

うなぎは栄養価が豊富で、様々な栄養素が含まれています。

まず豊富な栄養素ですが、目や皮膚の健康をサポートするビタミンAをはじめ、動脈硬化や老化を抑える効果があるビタミンB1やビタミンB2、カルシウムの吸収を助ける効果があるビタミンD、抗酸化作用により体内の脂質の酸化を防ぎ、美肌に効果があるビタミンE、その他にもカルシウム、DHA、EPAなどの栄養素が豊富です。
うなぎの中にある栄養素が、脳卒中の予防や高血圧の予防、健康で丈夫な骨の維持や、口内炎など優れた健康と美容効果が期待できるのです。

なかなかお店に行って食べることができない方へ、「体に気をつけていつまでも元気でいてね」という気持ちを込めてうなぎのギフトは最適ではないでしょうか。

ギフトとしてうなぎを贈る場合には

うなぎには蒲焼きやひつまぶしなどのラインナップが豊富で、ギフトとしてうなぎを贈る際には、どれがいいのか迷ってしまいますね。

そんな時には、一番の定番、蒲焼きがオススメです。
ボリュームもあり、見た目の満足度も高くうなぎ好きには喜ばれること間違い無しです。

またそれ以外には、ひつまぶしや白焼きがあります。
ひつまぶしタイプは、タレやお茶漬け用の出し汁、薬味などがセットになっている商品が多いため主婦の方にも手間がかからず人気です。家族の人数が正確にわからなくてもひつまぶしであれば、ちらし寿司の具財にも使えたりとひつまぶしだけではない使い方もできます。

うなぎ本来の味を楽しめるのがうなぎの白焼きです。タレの強い味に影響されることなく、あっさりと食べられるので、お酒に合わせた食べ方が楽しめるのも大きな魅力です。

うなぎ屋たむろの通販のうなぎ

岐阜県の各務原店、愛知県の北名古屋店・春日井店と、3店舗あるうなぎ屋のたむろですが、地元のお客様に美味しくうなぎが食べられるお店とご好評いただいております。

なかなかお店でゆっくり食べることができないという方にも味わっていただきたいという思いから、お取り寄せ専用うなぎ「岐阜鰻たむろ極」を始めました。

お店で食べるのと変わらない美味しさを実現するために、同じ調理法方と焼き方を実践しています。

紀州備長炭の強力な炭火でじっくりと丁寧に焼き上げ、出来立てを真空パックし、焼きあがった鰻の美味しさを逃さないため、急速に冷凍して出荷しています。

こうすることで、外はパリッとしていて中はふんわりとした鰻がご自宅で召し上がっていただけます。

10分湯煎をして温めたら出来上がりと、お手軽さも好評です。

岐阜鰻たむろ極には、ご自宅用とギフト用の二種類があります。大切な方へ贈る際には、ギフト用がいいでしょう。専用のギフト用高級化粧箱に入れ、吉野杉で作られた高級割箸をつけてお届けします。

 まとめ

大切な方への贈り物にもぴったりなギフト用のうなぎは、高級感がある上、贈られた側も手軽に食べられるというのが魅力のひとつです。

「岐阜鰻たむろ極」は専用の高級化粧箱に入れてお贈りします。お店で1尾1尾丁寧にさばき、紀州産最上級備長炭で丁寧に焼き上げ、鰻の美味しさを逃すことなく、急速冷凍させてお届けするのが「岐阜鰻たむろ極」です。
いつまでも健康でいてほしいという願いをこめて、大切な方へ、ギフト用のうなぎを贈ってみませんか?

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赤ちゃんにうなぎを食べさせても大丈夫? https://gifu-unagi.jp/baby/ https://gifu-unagi.jp/baby/#respond Thu, 12 Mar 2020 01:11:41 +0000 http://gifu-unagi.jp/?p=1614  うなぎは何歳から食べさせてもいいのか?

今回は赤ちゃんにうなぎを食べさせても大丈夫か?ご説明します。

夏バテ防止としてもとても栄養価の高いうなぎですが、赤ちゃんに離乳食として与えてもいいのでしょうか。
離乳食を始める時期はだいたい生後5〜6ヶ月頃だと思います。初めての食べる食材には食物アレルギーも考慮して食材を選ぶ必要があるのです。

何歳から食べてもいいの?

うなぎは何歳から食べてもいいのか、それは色々な意見があるため一概には言えません。しかし、うなぎはタレの味が濃く、うなぎ自体も栄養価が高く脂が多いため、赤ちゃんにあげるには消化能力的に心配です。

人は1歳を過ぎると消化能力も高くなるため、少しずつ食べられる食材も増えてきます。
ですので、1歳を過ぎたあたりからうなぎを食べさせてあげてもいいかもしれません。

骨や皮に注意

うなぎを子供に与える際に注意しなくてはならないことがあります。
それは「骨」と「皮」です。

うなぎの骨は小骨なので、大人であれば多少気になっても良く噛んで食べることができます。
しかしまだ1歳ぐらいのお子さんでは、歯も生えそろってなかったり、よく噛まないで飲み込んでしまうことが多いため、小さいうちは小骨を取り除いて食べさせてあげると安心です。

またうなぎには皮もあります。
皮も1歳ぐらいのお子さんはあまり噛まずに飲み込んでしまうことがあり、皮も喉に引っかかってしまう恐れがあります。もしあげる際には皮を取り除いたり、1センチ程度に小さく切ったものをあげてください。

うなぎのタレに関しては、味が濃いので少量ずつにしてください。ご飯に混ぜてひつまぶし風にしてあげると食べやすいと思います。

またタレの味の濃さが気になる場合は、白焼きをあげるという方法もあります。

うなぎのアレルギーに要注意

様々な食材にアレルギーがあります。

最もアレルギーが起こりやすいとされている27品目にはうなぎは含まれていません。しかし稀ではありますが、うなぎにもアレルギーがあります。

うなぎでアレルギー反応が出てしまうことは稀ではありますが、さけやさばなどの魚介類のアレルギーがある場合、うなぎでも同じ反応が起こってしまうことがあります。魚介類に含まれる「パウプアルブミン」という抗原がアレルギー症状を引き起こす原因です。

うなぎだけでなく穴子やハモもうなぎの仲間とされているため、うなぎでアレルギー症状が出てきた場合には穴子などを食べる際も注意してください。

アレルギー症状としては、口の周りや舌、唇が赤く腫れたりするなどの症状が現れることがあります。個人差がありますが、まれに嘔吐や下痢、全身に蕁麻疹が出たり、喉がはれてしまい呼吸困難などの重傷になるケースもあるため注意が必要です。

もし初めてうなぎを食べさせる場合には、アレルギーに注意して、一口ずつあげるようにしてください。
そして初めて食べるものは、アレルギー症状が出た時にすぐに病院に行けるよう、平日の午前中にあげると安心です。また食後1時間程度は口の周りやお腹の調子に変化がないか見守ってあげてください。

 まとめ

うなぎをあげる時期としては消化器能が高くなる1歳〜2歳頃にあげてみてもいいでしょう。
しかし、栄養価が高く脂も多いため、一度にあげる量としては少量ずつ、またタレの味が濃いためこちらも少量ずつあげてみてください。その際に、うなぎには小骨や皮があり食べにくいので、小さく切ってご飯にまぶしてあげると食べやすいかと思います。
私たちと同じものを子供と一緒に食べられるようになると、親としても嬉しいものです。ぜひ土曜の丑の日は家族みんなでうなぎを食べてみてはいかがでしょうか。

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うなぎのタレはこんなに簡単にできる https://gifu-unagi.jp/tare-2/ https://gifu-unagi.jp/tare-2/#respond Wed, 11 Mar 2020 05:49:27 +0000 http://gifu-unagi.jp/?p=1607  うなぎにかかせないタレの作り方

今回はうなぎのタレの作り方についてご紹介したいと思います。

うなぎの魅力は身の美味しさだけではなく、甘辛いタレの味わいも大きな魅力となっています。家で食べようと思って買ってきたうなぎも、タレが足らなくなってしまったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実はうなぎのタレは特別なものが使われているのではなく、身近な調味料で作ることができるのです。

うなぎのタレには何が入っているのか

スーパーで購入するうなぎの中に入っているタレは、一袋だけ入っていることが多く、四人で分けて使うという場合などには足らなくなってくると思います。タレだけ購入することもいいのですが割高になってしまったり、タレだけ残ってしまうこともあります。

うなぎのタレは特別なものが使われているのではなく、主な成分は自宅にある調味料で作ることができるのです。

醤油とみりん、日本酒などになります。

老舗のうなぎ屋のような深みのある味にすることはなかなか難しいかもしれませんが、自宅でいただくうなぎは十分おいしいタレが作れます。

作り方

材料は
・濃口醤油 120cc
・酒 135cc
・みりん  100cc
・砂糖  75g
です。

1.鍋にみりん、酒、砂糖の順番で入れて沸騰させます。ここでアルコール分を飛ばします。
2.沸騰したら、醤油を入れて弱火で煮詰めていきます。この煮詰める時間を長くとることで濃厚な味わいに仕上がります。
(火加減が強いと焦げやすくなるので注意が必要です。)
3.自然に冷ましたら完成です。

お好みの甘さ、辛さがあると思いますのでお好みで調節をしましょう。

塩分や甘さを控えたい人は、醤油、砂糖を調節をするといいですね。またうなぎの蒲焼についているうなぎの頭を一緒に入れて煮込むことでうなぎのエキスがタレにうつってコクが出ます。

うなぎの温め方

うなぎを食べる際に、温め方もとても重要です。

一工夫加えることでおいしくなりますので是非やってみてください。

市販のうなぎの一番お手軽な温め方法は電子レンジです。ボタンひとつで温めることができるためとても簡単です。
しかし、電子レンジでそのまま温めると水分まで飛ばしてしまい、うなぎがパサパサとしてしまいます。

そこで電子レンジで温める際には、うなぎに水やお酒をふりかけてラップをして温めるといいでしょう。

電子レンジの他に、トースターや魚焼きグリルで温めることもできます。
その際にも、電子レンジと同じように水やお酒を少しふりかけます。

アルミホイルを一度丸めてから広げ、その上に皮目を上にして温めます。アルミホイルを一度丸めて広げることで凹凸ができるため、うなぎがひっつくことを防止します。

焦げ目が少しつく程度で一度うなぎをひっくり返し、身を上にして温めます。これでふわっとカリッとしたうなぎが出来上がります。
出来上がったうなぎに先ほどのタレをかけて召し上がってみてください。

 まとめ

うなぎは言わずと知れた人気食材です。老舗のお店でいたただくうなぎは値段も安くはないため、頻繁に食べに行けないという方も多いのではないでしょうか。老舗のお店のタレは何年も継ぎ足し継ぎ足しで作られており、調味料の分量に関しては残念ながら門外不出のようです。
そんな老舗のお店の味に少しでも近づくように、市販のうなぎを食べる時には、温め方やタレを一工夫してみてはいかがでしょうか。

特に味を決めるのはタレです。うなぎ本体と同じくらい大切な存在であるタレをぜひご自宅で作ってみてください。

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うなぎは海外産と国産で違いがあるの? https://gifu-unagi.jp/kaigaisan/ https://gifu-unagi.jp/kaigaisan/#respond Thu, 27 Feb 2020 03:40:02 +0000 http://gifu-unagi.jp/?p=1602  国産と海外産どちらが美味しいのか?

今回は海外産と国産でうなぎの味に違いがあるのか?についてご説明します。
うなぎの産地によっての味に違いが出るのでしょうか?

うなぎには天然うなぎと養殖うなぎ、そして国産と海外産があります。どうしても私たちがもつイメージとして、国産の天然うなぎが一番おいしいはずと思ってしまいがちですが、実際のところ味に違いはあるのでしょうか?

天然うなぎと養殖うなぎ

天然のうなぎはまず出回ることはありません。老舗のお店でも手に入れることは難しいのです。ここ2〜3年はシラスウナギが取れなくなってきているので、天然うなぎは市場に出回っている量はごくわずかです。

しかし天然うなぎと養殖うなぎでは味に大きな差がないと言われています。
それは近年うなぎの餌や養殖の技術が上がってきたためです。

海外産か国産か

では、養殖うなぎの国産か海外産か、この二つに味の違いはあるのでしょうか?
うなぎは人工的に繁殖をさせたり、卵から孵化させることはできません。シラスウナギを捕獲し、成魚まで育てるのが養殖です。

稚魚が水揚げされたところではなく養殖の場所によって国産か、海外産かに分かれます。ですので、海外で水揚げされた稚魚を国内で育てても国内産と謳うことができるのです。ただ育った環境は、うなぎの味に大きく関わってきます。また養殖の仕方でも味に違いが出てくると言われています。

中国産のうなぎは厚みがあり、食べてみると弾力を感じたり、脂がよく乗っているため、これをしつこく感じたり雑な大味だということが言われています。

中国産が、肉の厚みがあり食感が大味なのは、養殖の仕方に特徴があります。中国では見栄えをよくするために、とにかくうなぎを太らせて大きくするという傾向があります。そのため肉がぼってりと厚くなってしまうのです。

これに対して国産のうなぎは身が薄く固めであっさりとした味だと言われています。

安全性は?

2005年に中国産養殖うなぎからマラカイトグリーンという合成抗菌剤が検出され、一時期中国が輸出禁止をしました。そうしたことから中国産うなぎへの懸念が高まりました。

うなぎ以外の食品でもそのようなことがあったため、厳しい目で輸出されるようになりました。

うなぎに限らず日本に輸出される食品は、残留農薬などを検査して輸出されています。

また空港などにある検疫所で検査して、ここでも基準値を上回る農薬などが検出された場合には、破棄されたり返品されます。
さらに地方自治体の保健所も監査をしています。定期的にスーパーなどで売られている海外産のうなぎを抜き打ちで検査しています。
これらの厳しい三つの目があるため中国から入ってくる食品が安全かどうか、管理されているのです。

以前より、安心して海外産のうなぎも食べられるようになりました。

 まとめ

うなぎは養殖のうなぎがほとんどになりますが、養殖する環境や餌の違いによって味に違いが出てきます。中国産のうなぎも以前は問題がありましたが、厳しい目を持って検査しているので安全だといえます。
しかし国内で養殖されている国産のうなぎの方が、安全性の面で考えると安心して買えるのではないでしょうか。うなぎを購入する際には、原産地の表示に県名や地域名まで書かれていて、中国産のうなぎのように安くなければ国産であるといえます。国産うなぎの、味に深みのあるうなぎを、ぜひ皆様に食べていただきたいと思います。

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