うなぎのオススメの温め方とは

うなぎの温め方はコレがおすすめ!
今回はスーパーや冷凍のうなぎを温めるときのオススメの温め方についてご紹介します。
簡単に温める方法としては電子レンジが簡単でお手軽ですが、ひと手間加えるとお店で食べるようなうなぎに近づけることができます。せっかく食べるのであれば美味しくいただきたいですね。
緑茶で煮る
スーパーで購入したうなぎの皮が硬かった・・・とがっかりしたことはないでしょうか。うなぎはそのまま温めると固くなってしまう場合があります。
お店で食べるようなあのふっくらとした柔らかいうなぎにするためには、どのように温めたらいいのでしょうか。
うなぎはコラーゲンが含まれているので柔らかくなるのです。しかし、時間が経つとともにコラーゲンは固くなってしまいます。そのコラーゲンを柔らかくするには何が必要かというと、カテキンやタンニンです。
そのカテキンやタンニンが多く含まれているのが緑茶です。
緑茶で煮ることでうなぎを柔らかくすることができるのです。
まずはうなぎを水で洗い、表面についたタレを流します。キッチンペーパーで軽く水気を拭き取りましょう。
フライパンにうなぎと緑茶を入れて、火にかけます。
緑茶の量はうなぎがひたひたになる程度で大丈夫です。あとは沸騰させて、緑茶がなくなるまで煮詰めれば完成です。
緑茶で煮たらうなぎが渋くなってしまうのでは?と心配になりますが、タンニンは、うなぎに含まれているたんぱく質と結合することで渋みが弱まります。川魚ならではのくさみもありません。
ここで注意していただきたいのが、できればペットボトルの緑茶を使うということです。
ペットボトルの緑茶であれば成分が安定しており、タンニンが低いため渋みが残りにくいですが、茶葉からいれたお茶は渋みが残りやすいためです。
ぜひペットボトルの緑茶を使用して、うなぎを温めてみてください。安いうなぎの蒲焼が、箸がスッと入るほど柔らかくなりますよ。
電子レンジで温める場合
うなぎを温める際にオススメなのが、緑茶で煮るという方法ですが、もっとお手軽に温めたいという方は電子レンジでも温めは可能です。
しかし、電子レンジはうなぎの中に含まれている水分まで飛ばしてしまい、パサパサとしたうなぎとなってしまいます。
これを防ぐためにも、電子レンジで温める際には、うなぎに水やお酒をふりかけてラップをして温めるといいでしょう。
タレの作り方
ご自分で温める際に、タレが足らなくなってしまったという経験はありませんか。蒲焼のタレはご自宅で簡単に作ることができます。
材料は
・濃口醤油 120cc
・酒 135cc
・みりん 100cc
・砂糖 75g
です。
1.鍋にみりん、酒、砂糖の順番で入れて沸騰させアルコール分を飛ばします。
2.沸騰したら、醤油を入れて弱火で煮詰めていきます。この煮詰める時間を長くとることで濃厚な味わいに仕上がります。(焦げやすくなるので火加減には注意してください。)
3.自然に冷ましたら完成です。
お好みの甘さ、辛さがあると思いますのでお好みで調節をしましょう。
またうなぎの蒲焼についているうなぎの頭を一緒に入れて煮込むことでうなぎのエキスがタレにうつってコクが出ます。
まとめ
うなぎを温める際に、緑茶を使って煮るという方法をご紹介しました。緑茶で煮ることに抵抗があるかもしれませんが、一度騙されたと思って挑戦してみてほしいオススメの温め方法です。柔らかさはもちろんのこと、うなぎ特有の臭みも軽減するため、今まで食べていたスーパーのうなぎよりもさらにおいしくなるはずです。