うなぎの温め方、これがおすすめ

うなぎを美味しく温める方法
うなぎの蒲焼きをスーパーで購入しますか?その時はうなぎをどの様にして食べましたか? フライパンでそのまま温めたり、トースターで焼いたり。美味しいはずのうなぎが家だとどうしても味が落ちてしまう、なんて事ありますよね。せっかくうなぎを手に入れたのであれば、お店に出てくるような美味しいうなぎを食べたいですね。では、どうすれば美味しいうなぎが食べれるのでしょうか。ちょっとしたコツで劇的に美味しくなるのです。今回はうなぎの温め方をご紹介します。
スーパーで購入のうなぎの場合

材料
- うなぎの蒲焼き 一尾
- 付属のタレ1袋
- 酒大さじ6
まずはタレと酒をフライパンに入れて軽く一煮立ちさせます。ここにうなぎの蒲焼きを入れてタレをからませて3分ほど煮たら出来上がりです。スーパーなどで購入するうなぎは暖かい場合も多くそこまで解凍をしなくてもいいので簡単に短時間煮ると美味しく出来ます。スーパーの蒲焼きは表面にタレが塗ってあるだけの蒲焼きが多いのでタレに一手間かけてうなぎにタレを染み込ませると美味しさが倍増します。 お酒をしっかり飛ばす事もポイントです。お酒を入れる事でうなぎの臭みが抑えられます。 ちょっとお酒の風味が効いた大人の蒲焼きもとてもいいですね。
試してほしい温め方

材料
- うなぎの蒲焼き 一尾
- ウーロン茶 適量
- 付属のタレ 1袋
- 酒 タレと同じ分量
うなぎをまずフライパンに入れます。うなぎと同じ高さになるまでウーロン茶を注ぎ、フタをして中火で3分ほど煮込みます。次にこのウーロン茶で煮込んだうなぎをアルミホイルの上にのせて、タレとお酒を混ぜたものをハケで均等に塗ります。余熱をした魚焼きグリルで2分ほど焼いたら出来上がりです。グリルで焼きすぎると焦げたりパサパサになるので2分程度がおススメです。
ウーロン茶で煮るなんて!!と感じる方もいるかもしれませんが、ウーロン茶にはタンニンが含まれており、このタンニンが皮に含まれるコラーゲンによって硬くなった皮を柔らかくする働きがあるのです。
お酒とタレを混ぜ合わせたタレを塗ることによりうなぎの臭みが消え、香ばしくなり、格段に美味さがアップします。食べてみてびっくり。ウーロン茶で煮たのにまったくウーロン茶の香りなど気になりません。むしろ、ウーロン茶の香ばしさによってうなぎが上品に仕上がります。
上手な温め方

材料
- うなぎの蒲焼き 一尾
- 付属のタレ 1袋
- 熱湯 適量
- サラダ油 適量
うなぎをザルの上に乗せます。まんべんなく熱湯をかけます。かけおえたらキッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取りましょう。一度表面についているタレを流します。さらにこの熱湯をかけることによってうなぎの臭みを取る事も出来ます。
次にフライパンにサラダ油を熱し、うなぎの皮目を1分、もう片方を30秒程揚げ焼きにします。油を軽く取り、タレをかけたら完成です。ポイントは少し油を大目に入れる事。最後に油を取るので脂っこくなく、少しカリッとした感触もありとても美味しく召し上がれます。ただ焼くだけ、電子レンジで温めるだけなのであれば、一度熱湯ををかけてからの方法でやってみてください。
うなぎの旨味はコラーゲン
うなぎは加熱をすると筋肉の繊維がほぐれて、旨味や脂成分が出てきます。また、コラーゲンが魚の中で最も多く存在しています。このコラーゲンが冷めて固まる事で固いうなぎになってしまいます。そのコラーゲンを溶かす意味でも熱湯をかけると皮の周りにあるコラーゲンはトロトロになるので固いうなぎが柔らかく、さらに臭みを取る事で美味しいうなぎに変身します。
その下準備を終えてから再度、タレを塗り、焼く事で中はふっくら、外はカリッとしたうなぎの蒲焼きになります。すごくふっくらさせたい場合は焼く前に お酒を大さじ一杯程度とタレを塗り、アルミホイルで包んでから魚焼きグリルで焼くとふっくらした蒲焼きになります。
まとめ
スーパーで買ううなぎはどうしても美味しくないというイメージがありますが、温める時にちょっとした手間をかける事で劇的に美味しくなります。スーパーのうなぎはお店に比べると安いです。せっかくのうなぎ、美味しく温めてから召し上がってください。